家を建てるときに重要なのが、建物の構造です。なぜかというと、理想の家を建てるときには、まずどのような構造で建てるかを決めておかなくては、細かなプランを設定できないからです。 家の構造には、様々なタイプがあります。 まずは、構造の違いや、メリットなどを知っておくことが必要です。 ・木造住宅 古くからある家の多くは、木造住宅が主流でした。建物の主要部分には木材が使用され、比較的安価で建てることができるのが特徴的です。 湿度を一定に保つことができるので、快適な生活ができますし、木の香りがリラックス効果をもたらします。 ですが、その一方で耐震性や耐火性に弱いため、補強しておくことが必要です。 ・鉄筋コンクリート 建物の骨格といっていい、柱や梁を構築するときに、型枠を組み、そこにコンクリートを打ち込んで造ります。 耐震性や耐火性に優れているので、災害に強い住宅を建てることができます。 ですが、その反面、湿気が充満しやすいため、カビ対策などを事前におこなっておく必要があります。 ・鉄構造 鉄構造の家では、骨組みに鉄骨が利用されています。耐震性に優れていますが、熱には弱いため、耐火性という意味では強くはありません。耐火被覆材を使用するようにするなど、工夫が必要です。 どの構造の家を建てるかを決めた場合には、それぞれの特徴を理解することが必要です。 そして、次に大切なのが建築会社を選ぶことです。 建築会社だからといって、なんでも建てられるわけではありません。 建築会社によって、得意な構造と、不得手な構造があるのです。得意な建築会社を選んだ場合は、理想通りの家が建てられる可能性が高くなりますが、不得手な建築会社に依頼した場合は、もしかすると、理想通りにはいかないかもしれません。 どこの建築会社に迷ったときには、その会社の過去の実績や施工例を見ると、決めやすくなります。 家を建てるときには、構造について事前に調べておくようにしましょう。 |