日本型の木材構造は資源も建築会社も多い
マイホームや新築住宅を建てるには色々な構想というのがありますが、先ず基本となるのは家そのものを支える構造というか構造体であり、其れによって工法というものが決まります。 これらの建築の構造によって建築会社が決まってきますし、また逆に建築会社を選ぶことによってその企業の特徴である構造というのが決まってきます。 一般に住宅を建てる際、特に注文住宅の際は、真っ先に室内の間取りやデザインといった方に気が向いてしまいますが、家を支える工法や構造体も大切な要素になります。 其の構造体というのは基本的には木材、鉄骨、軽量鉄骨、コンクリート、ブロック、等が挙げられますが、実は日本国内では7割以上が構造体として木材を使用していますし、建築会社も其れに習って多いのが実情です。 ところで、今日(2020年度)TVやマスコミでも報じられているように、新型のコロナウイルスが流行していて世の中がテンヤワンヤのような風体があります。 こんな時に日本型の木の家、木調の家屋というのは意外と予防の効果があるとも言われています。 特に日本の特産品である杉や檜、ヒバ(檜葉)などの無垢の木肌には抗菌効果があるとも言われています。 特に青森県産のヒバは水に強く、カビや雑菌に対して驚異的な抗菌力を持つとされ、更にはシロアリを寄せ付けない唯一の木材なのです、つまりシックハウスのに有効な木材としても知られています。 冬場に流行する風邪の菌やインフルエンザ等の此等のウイルスの減少効果には、室内の気温や湿度のバランスとの関係が大切だとされていますし、そんな時に木製で造られる家というのは原木から木材に加工されても生きているし、呼吸をしているのです。 其れは「木」そのものが水分を吸収したり、吐き出したりする特徴があるのです。 つまり、日本の風土や気候に合うのは木の家ともされていて、鉄やコンクリートに比べても快適さを保ち、室内環境を整えるのは木製の家、檜の家が一番ともされているのです。 日本という国は四季に恵まれていますし森林王国でもあり、大昔から建築資材や材料というのは木材が主体でしたし、現在でも考えるまでなく重要なものなのです。 更に、木は四季のある日本の風土に合っていますし、建築材、構造材として長持ちもしますし、国内、地元の木材を使うことによって、環境の影響や輸送のコストも抑えることができるとされているのです。 |